皮膚科
皮膚科
皮膚科では、患者様がお困りの皮膚の症状に対し診断と治療を行います。にきびや肌のかゆみなどで来院されましたら、丁寧な診察を行い、必要と判断すれば検査を行います。そして診断に基づいて、適切な治療を行います。当院では患者様の立場に立った最善の医療をめざしております。皮膚の異常がみられましたら、お早めにご相談ください。
このような症状の方はご相談ください。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。
このような症状の方はご相談ください。
など
皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。
原因は、かぶれや髪の毛など刺激によるものが多いですが、アレルギー素因など体質の要素もあります。治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用します。かゆみがひどい場合は、飲み薬でかゆみを軽減します。必要に応じたアレルギー検査を提案することもございます。
じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると消えていくという特徴があります。原因によっては慢性化することも多くあります。治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除く、または避けるようにすることです。アレルギーが原因であれば、原因アレルゲンや刺激を回避します。仕事や勉強などのストレスや不規則な生活を避けることも重要です。薬物治療は、抗ヒスタミン薬などの飲み薬が中心となります。
慢性的にかゆみを伴う湿疹や炎症を繰り返す疾患で、原因としては、皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、心理的要因の3つが重なって起きると考えられています。皮膚の弱い体質、皮膚のバリアが不十分な人に発症することが多い病気で、ダニやハウスダスト、食物アレルギーを伴いやすい特徴があります。
治療は、バリアの機能を補うためのスキンケア、皮膚の炎症を抑えるためのステロイドやタクロリムスのような塗り薬、かゆみを軽減させる抗ヒスタミン薬の飲み薬です。また、良い状態を保つためにかゆみを悪化させない環境整備や対策が大切です。
にきびの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。そんな毛穴の中で菌が増殖して症状を悪化させます。ホルモンバランスの乱れ、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。治療は、抗生剤や毛穴が詰まりにくくなるような塗り薬や飲み薬を使用します。自費診療でイソトレチノインの飲み薬やレーザー治療も有用です。
症状が目立たないうちは家庭でのケアで対応し、ひどくなってから医療機関にかかるケースがみられます。しかし、ひどくなったにきびはあとが残ってしまうことが多いため、お早めにご相談ください。
にきびあとの治療も自費診療で提案できますので気軽にご相談ください。
酒皶(しゅさ)は中高年以降に多く、鼻や頬に、赤みや小さなブツブツ、血管の拡張が見える、治療が難しい病気です。刺激や生活で悪化するのですが、原因は不明とされます。
また、ステロイド外用を長期間続けたときに似たような症状を起こすことがあります。
治療はタクロリムス軟膏のような外用、抗生剤や漢方薬の内服、レーザー治療があります。
水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって発症する病気です。からだの左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤いプツプツと水ぶくれが多数集まり帯状に出現します。上半身に現れることが多く、かおや目の周りにみられることもあります。ピリピリと刺すような痛みが生じ、夜も眠れないほど激しい場合もあります。多くは、皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によってその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。帯状疱疹は早く皮膚科を受診し、早期に治療することが非常に大切です。
また、発症や重症化の予防のワクチンも取り扱っております。
わきの下には汗腺(汗を出す器官)があり、汗の量が多かったり、においやシャツのシミが社会生活の支障となることがあります。治療はまずは塗り薬、ボツリヌス毒素注射、レーザー脱毛を行います。においが強い場合など汗腺の破壊を目的として手術の適応となることがあります。